世界的にもお家芸として認識されつつある100×4のリレー。
今回はそんなリレーのタイムやメンバーについて考えていきたいと思います。
ちょうど日本選手権も今日が最終日。ここまでの活躍と結果を見て、世界陸上2019に出る100×4のリレーのメンバーやメダルを考察していきましょう!
今回はライバル国のメダルについても紹介しますよ。
目次
世界陸上2019の400リレー最高タイムは?
実は日本選手団はリオデジャネイロオリンピックでメダルを取った際、持ちタイムが10秒を切っている選手が一人もいませんでした。
最高タイムを持っているのがエースの桐生祥秀選手で10秒01というタイムは決して速いタイムではありません。
しかし、持ち前のバトンパスワークとそれぞれの個性でチームワークを磨き、アジア地域最高タイムである37秒60という記録を保持しております!
しかも、この記録は国別に限りますと世界でも4番目の記録なんですね!
つまりは常にメダルを意識することのできるお家芸の一つと言えそうです!
ちなみに世界最高タイムを持っているのはジャマイカなのですが……。
パフォーマンスという点に限りますと、文字通りの絶対王者っぷりを見せつけます!
歴代10位までを見ていきますと、アメリカを除いてジャマイカが7つの記録を持っているんですね。
やっぱジャマイカスゲーわ。
世界陸上2019の400リレーのメンバー予想!
個の力というよりもチーム力で勝利してきた日本代表ですが、今回は誰が選ばれるかの見当もつかないのが本音です。
ただ、その中でも気になる選手を何人かピックアップしてみました。
サニブラウン・アブデル・ハキーム
【サニブラウン、桐生祥秀…そして】
男子100m決勝は、午後8:30ごろです。
繰り返します。男子100m決勝は、午後8:30ごろです。第103回日本陸上選手権
第2日 ~福岡市・博多の森陸上競技場から中継~
今夜 7:40[総合]※時間変更の場合ありhttps://t.co/noM4bTZ7dd pic.twitter.com/JNtiWicI3U— NHK広報局 (@NHK_PR) June 28, 2019
100メートル走日本歴代1位の記録を持つ、アメリカフロリダ大学に在学中の最強ランナー。
日本選手権ではトラックが雨でぬれているという状況ながらも10秒02という大会新記録を出し優勝。
本日の200メートルでも優勝。
世界陸上でも大いに期待が持てそうですが、課題のスタートがあるため走るとしたら2走か3走でリラックスしながら走ってもらいたいですね!
桐生祥秀
【サニブラウン、桐生祥秀…そして】
男子100m決勝は、午後8:30ごろです。
繰り返します。男子100m決勝は、午後8:30ごろです。第103回日本陸上選手権
第2日 ~福岡市・博多の森陸上競技場から中継~
今夜 7:40[総合]※時間変更の場合ありhttps://t.co/noM4bTZ7dd pic.twitter.com/JNtiWicI3U— NHK広報局 (@NHK_PR) June 28, 2019
日本で初めて10秒の壁を破ったパイオニア。
「自分はまだまだ速くなるように頑張る」と語るように、高校時代から将来を期待されていた陸上競技界のスーパースター選手がさらなる飛躍を誓います。
100メートルで2位、日本選手権で3位とその伸びしろは計り知れません。
これまで2走でしたが、今後のことを考えますと3走でも良いかもしれませんね。
山縣亮太
応援しています!
頑張って下さいヾ(^^ ) ! pic.twitter.com/a8rdDG622A— アコ@主婦 (@a____0227) June 26, 2019
スタートダッシュが魅力の1走のカギを握る男。
日本選手権こそ気胸で欠場しましたが、彼がスタートダッシュで他の選手に引き離されずについていくことで力のあるサニブラウン選手や桐生選手に繋げることができますからね!
復活が望まれます。
小池祐貴
https://twitter.com/Dojo3ontheroad/status/1145153919758135296
200メートル専門ではありますが、リレーではコーナーでの走りも重要となります。
そう考えると2走に専門となる小池選手を置くというのも一つの手でしょう。
「遅く走る」という独特な練習法でフォームをチェックし、今期の大きな飛躍に繋げました。
ケンブリッジ飛鳥選手の不調もある中で、彼の活躍からは目が離せませんね!
他にもスタートダッシュが特徴的な多田修平選手や、今大会100メートルで4位に入賞した飯塚翔太選手も十分に候補には入るでしょう。
ただ、現時点で最高のメンバーといえば今回はこちらになるでしょう!
世界陸上2019の400リレーのメダルの行方は?
これは相当難しいところです。
まず確実に絶対王者であるジャマイカの金メダルは堅いと思われておりますが、個人の力で言うならば、決してアメリカ代表も侮れません。
現時点で9秒70台のタイムを持つクリスティアン・コールマン選手は今大会の個人戦でも何よりも注目を集めるでしょうし。
ロニー・ベイカー選手、ノア・ライルズ選手、マイケル・ロジャース選手と2018年のシーズンランキングの上位4名は全員アメリカなんですね。
目下のライバルはジャマイカとアメリカ、これは間違いないようです。
ただ、それ以上にそのアメリカに拠点を移した新たなエース・サニブラウン選手とそのライバルである桐生選手がいる日本。
世界でも有数のバトンパスというパスワークとの融合ができれば間違いなくメダルも望めるでしょう!
ピークに合わせてくるであろうジャマイカも決して侮れませんからね。
それを差し引いても日本は銅メダルの可能性は大いにあるのではないでしょうか?
世界陸上2019の400リレーのまとめ
いかがでしょうか?
今回は世界陸上2019のリレーについてまとめました。
競技レベルもアップしている中、果たして今回の世界陸上はどうなるのか注目ですね。
- サニブラウンには要注目!桐生・山縣からも目が離せない!
- ジャマイカ以上にアメリカに要注意!?
- 銅メダルを頑張って取ろう!
纏めますとこんな感じでしょうか。
通常、ここまで日本人選手が活躍している競技って陸上ではないんですよ。
それを考えると、まだまだ知恵で戦うということと技術。
より高めてほしいですね!