女子でもマラソン選手ではこの大会に出ることが目標となっています。
マラソングランドチャンピオンシップ、通称MGCですね。
ここから選ばれた2名と、2019年-20年に行われる大会の成績から選ばれたメンバー1名で2020年の東京オリンピックの代表とされるのです!
今回はすでにMGC出場が決定している選手の成績と出身大学を調査(Wikipedia調べその2)!
どの選手が活躍するかも含めてご紹介しちゃいます!
出場決定選手一覧
こちらですでに出場が決定している選手と、各選考会でのタイムをまとめさせていただきました!
男子はこちらのようになっています!
正式に出場者が決定いたしましたので、追記します!
選手名 | 生年月日 | 経歴 | マラソン | 備考 | |
前田穂南 | 1996/7/17 | 大阪薫英女学院-天満屋 | 2:28:48 | 2017年北海道 | 自己ベスト2:23:48 2018年大阪 |
松田瑞生 | 1995/5/31 | 大阪薫英女学院-ダイハツ | 2:22:44 | 2018年大阪 | 自己ベスト2:22:23 2018年ベルリン |
安藤友香 | 1994/3/16 | 豊川-スズキ浜松AC | 2:27:37 | 2018年大阪 | 自己ベスト2:21:36 2017年名古屋 |
関根花観 | 1996/2/26 | 仙台育英-豊川-日本郵政G | 2:23:07 | 2018年名古屋 | 初マラソン |
岩出玲亜 | 1994/12/8 | 豊川-ノーリツ-ドーム | 2:26:28 | 2018年名古屋 | 自己ベスト2:24:38 |
野上恵子 | 1985/12/6 | 須磨学園-サニックス-十八銀行 | 2:26:33 | 2018年名古屋 | |
鈴木亜由子 | 1991/10/8 | 時習館-名古屋大学-日本郵政G | 2:28:32 | 2018年北海道 | |
小原怜 | 1990/8/10 | 興譲館-天満屋 | 2:27:44 2:27:29 |
2018年名古屋 2018年ベルリン ワイルドカード |
直近2大会平均2:28:00以内 自己ベスト2:23:20 2016年名古屋 |
福士加代子 | 1982/03/25 | 五所川原工業-ワコール | 2:24:09 | 2019年名古屋 | 自己ベスト2:22:17(2016年大阪) |
上原美幸 | 1995/11/22 | 鹿児島女子-第一生命 | 2:24:19 | 2019年名古屋 | |
前田彩里 | 1991/11/7 | 熊本信愛女学院-佛教大学-ダイハツ | 2:25:25 | 2019年名古屋 | 自己ベスト2:22:48(2015年名古屋) |
一山麻緒 | 1997/5/29 | 出水中央-ワコール | 2:24:33 2:27:27 |
2019年東京 2019年ロンドン ワイルドカード |
※取り消し線が引かれた、中野円花・谷本美月・池満彩乃の3選手は世界選手権に出場するため、MGC出場ができず出場辞退になりました。
注目選手
松田瑞生(ダイハツ)
https://twitter.com/k_7250/status/1010094479183732736
生年月日 1995/5/31
経歴 大阪薫英女学院-ダイハツ
10000メートル 27:38.31
ハーフマラソン 1:01:13
マラソン 2:22:23(日本歴代9位)
大阪の陸上名門校として知られる、大阪薫英女学院で活躍し、高校卒業後は女子陸上の名門であるダイハツに所属しています。
初マラソンとなった2018年1月の大阪国際女子マラソンで優勝し、そのままマラソングランドチャンピオンシップの出場権を獲得すると、昨年のベルリンマラソンでは自己ベストを更新して日本マラソン歴代9位の好記録をたたき出しました!
安藤友香(スズキ浜松AC)
4区(4.0km)
安藤友香さん(静岡)13:17 pic.twitter.com/jMfYAsT2Cw— Tさんrunner (@Runner_2653) January 13, 2019
生年月日 1994/3/16
経歴 豊川-スズキ浜松AC
10000メートル 31:58.71
ハーフマラソン 1:09:51
マラソン 2:21:36(日本歴代4位)
高校時代は高校駅伝で2度全国制覇を達成した、豊川高校のエースランナー。
高校卒業後にはスズキ浜松ACで実力を磨き、2017年3月に名古屋ウィメンズマラソンでデビューし、初マラソンで歴代4位の好記録をたたき出し、世界選手権にも出場しました!
関根花観(日本郵政グループ)
都道府県対抗女子駅伝 9区
関根花観選手(東京)
佐藤早也伽選手(宮城)
松田杏奈選手(高知)
堀口あずき選手(鹿児島) pic.twitter.com/WN9RkJiOrl— M.Kawaguchi (@rikujolove) January 14, 2018
※紫色のユニフォームを着ているのが関根選手です。
生年月日 1996/2/26
経歴 仙台育英-豊川-日本郵政グループ
10000メートル 31:22.92
マラソン 2:23:07(初マラソン日本歴代4位)
高校時代から注目されていたマラソン界の新星。
仙台育英高校と豊川高校では駅伝部で活躍し、豊川高校時代には全国制覇も達成しています!
初マラソンとなった2018年の名古屋ウィメンズマラソンでは、ペースを維持することを考えて2時間23分の好記録をたたき出しました!
これでしっかり実力が上がって来ると面白いですね!なお、中学校は町田市立金井中学校。
これはマラソンの男子記録をたたき出した大迫傑選手と同じ中学校なんですね!
出身高校
実は女子の陸上選手は大学出があまり多くありません。
1月15日現在、MGC進出者の中で最終学歴が大学なのは鈴木亜由子選手だけなんですね。
鈴木選手は時習館高校という愛知の県立高出身で、決して名門校出身ではないんですね。
比較的多いのが愛知県の学校で、その中で多いのは豊川高校ですね。
元々高校駅伝では最多の4度優勝を達成している名門校ですが、その黄金世代が現在大活躍をしているようですね!
とはいえ、今は群雄割拠の時代となっているだけにどこにどの選手が現れるかも分かりません。
そういう意味では女子選手も新星を期待したいですね!
まとめ
いかがでしょうか?
今回はMGCに出場が決定している女子選手の一覧をご紹介しました。
纏めますと……。
- エリートランナーからたたき上げランナーまで面白い選手がずらり!
- 意外なところから意外な選手が出てくるかもしれない!
こちらのようになりました。
個人的には東京オリンピックには間に合わないかもしれませんが、ロードで圧倒的な強さを見せる期待の新星を一人ご紹介しましょう。
https://twitter.com/k_7250/status/1076669137152163841
廣中璃梨佳選手。彼女は来年どこかでマラソンを走っていても不思議ではないはず。期待したいですね!