ストップ・青学という点でその最右翼にいるのが、東洋大学でしょう。
ですが、出雲駅伝・全日本大学駅伝ではそれぞれ2位と3位に終わるなど、優勝候補の一角としての存在感を見せるに至っていません。
ですが、20kmの使い方が抜群に上手い東洋大学がどこまで差を詰めることが出来るのか、それは一つの課題であり目標です。
「その1秒を」全員で削り出す走り、それが出来た時に青学を止める可能性は大いにあります。
東洋大学の代名詞
東洋大学を指すキャッチフレーズとしても有名なその1秒を削り出せ、という言葉。
これは柏原竜二さんを擁しながら臨んだ2011年の箱根駅伝で、早稲田大学に21秒差で敗戦したことが原因。
一人頭2秒で差を詰めることが出来れば優勝することが出来たという強い悔しさから、以来つけるようになったそうです。
今年はさらに、「鉄紺の真価でくつがえせ」というキャッチフレーズとスローガンで青学に真っ向勝負を挑みます!
オーダー
1区 | 鈴木宗孝 | 6区 | 今西駿介 |
2区 | 相澤晃 | 7区 | 西山和弥 |
3区 | 山本修二 | 8区 | 浅井崚雅 |
4区 | 小笹椋 | 9区 | 吉川洋次 |
5区 | 田中龍誠 | 10区 | 渡邉奏太 |
2大エースである相澤選手と山本選手はよほどのことが無い限り固定されるでしょう。
ですが、出雲と全日本で不調だった西山選手がどれだけ復調できているかは一つのカギ。
できることならば1区で起用したいところですが、このままですと……。
他にも、6区に配置された今西選手は小野田選手にどれだけついていけるかが鍵です。1分28秒差をつけられ、52秒差でタスキを渡してしまった前回は、その後も巻き返すことが出来ずに敗戦。
この52秒差をできる限り小さくしていきたいところですね!
1月2日午前1時、追記します!
現時点でのオーダーですが、1区の西山選手起用がどれだけハマるか。ここに尽きますね。
近い記録会では復調傾向にあるとのこと、記録会や他の駅伝で振るわなくても箱根になると調子を取り戻すこともあるので、西山選手にはそれを期待したいですね!
また、3区の吉川選手。これがどういう意味を持つのか読めません。というのも、吉川選手は去年4区を走っていて3区は山本修二選手が走っていたため。
吉川選手の調子が良いのか、ケガなのか。情報戦は続きそうです。
2区には予定通り相澤選手、往路の4区で山本修二選手が入る可能性が高いです!
もしかしますと、3区は1年生の鈴木宗孝選手という可能性も考えられますね!
1区 | 西山和弥 |
2区 | 土壁和希 |
3区 | 吉川洋次 |
4区 | 野口英希 |
5区 | 田中龍誠 |
6区 | 今西駿介 |
7区 | 小笹椋◎ |
8区 | 田上建 |
9区 | 中村拳梧 |
10区 | 浅井崚雅 |
順位予想
2位
青学を止めることが出来る数少ない大学ですが、そのためにはミスのない区間を作り上げることが大変に重要です。
やはりそのためには前回大会1区で流れを作った西山選手の復調は大変に重要です。
若いからこそどうしても勢いで何とかなる、ということは往々にしてアスリートならばあることですが、本当に西山選手がそんな選手なのかどうか。
それが今問われているような気がしてなりません。
また、以前から報道されていた暴力事件が原因であるならば……。
確かに暴力は良くありません。ですが、西山選手だけが暴力をふるったわけでもありません。そして何も理不尽な事をして手をあげたわけでも無いでしょう。
責任感が強いことと、彼自身が学年が2年だからという伸び悩み。この2つを打ち破ることが出来た時、西山選手は真の成長を見せるのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょうか?
東洋大学というよりは最後は西山選手個人の記事になってしまいましたが、それだけ東洋にとって重要な選手であることに変わりはありません。
彼自身が復活してくれることを心から祈ります。
纏めますと……。
- 優勝候補だが、全員足並みをそろえられるか!?
- 山では差を広げられない走りを!
- 確実に先手を取っていけ!
このようになりました。
一つでも前に、1秒を削り出しながら走る東洋の選手たちに期待です!