スピードと持久力、二つを要求される長距離走では、メンタリティーも欠かせません。
特に若い選手に特徴的な怖いもの知らずといった性格は、長距離走において何よりも欠かせない要素となるでしょう。
そういう点で、東洋大学は若くて勢いのあるチームです。そこに経験が加わることで「やれる!」という意識が大切になってきます。
そこで今回は西山和弥選手に注目。ランニングフォームとご兄弟の事、そして出雲と全日本での不調について個人的な考察を入れて考えてみました!
目次
西山和弥
名前 | 西山和弥 |
よみ | にしやま・かずや |
生年月日 | 1998年11月5日 |
出身地 | 群馬県伊勢崎市 |
出身校 | 東京農大二高 |
昨年は3大駅伝で鮮烈なデビューを飾った西山選手は1区で見事に区間賞を獲得。
その後も陸上の日本選手権では10000メートル走の部門で4位に入るなど活躍をしていたのですが……。
出雲駅伝2区区間6位、全日本大学駅伝2区区間14位とまさかの大不調。
厳しい言い方をするようですが、東洋大学が優勝を逃してしまう一番の要因となってしまいました。
西山選手の特徴は?
1/7 もうひとつの箱根駅伝 part3
[1区 東洋大学 西山和弥選手] "西山選手の戦略と感想"
"西山選手と監督のレース後のLINE"今日は3区まで!明日全区間載せます!#箱根駅伝 pic.twitter.com/tdMXRmvpUR
— し お り (@ekiden_fan_agu) 2018年1月9日
西山選手の特徴は、アップダウンにも耐えることが出来るタフさと競り合いでの強さ。
東洋大学に入学後に酒井駅伝監督とフォームの改造をしたことが功を奏し、ケガで低迷していた中からハムストリングスを上手く使った走りが出来るようになりました!
身体の軸が全くぶれないランニングフォームは見ていても非常にきれいですよね。
出身校と東洋大学に進路を定めた理由とは?
出身校である東京農業大第二高校は、陸上競技の名門校としても知られており、卒業生には現在も旭化成で活躍している深津卓也選手が有名です。
そんな西山選手が東洋大学に決めた経緯として、2015年の全日本大学駅伝で東洋大学が青山学院大学に勝利したレースを挙げています。
出雲駅伝を制し、初の3冠を達成寸前のところでそれを阻止した東洋大学は青学の対抗馬として有名になったレースでしたね。
西山選手もその気持ちと強さを併せ持ったレースに感動したのかもしれませんね。
兄弟とSNS関連
実は東洋大学ではSNSの使用を禁止しており、西山選手のTwitterアカウントは存在していません。
西山は後ろからアンパンマン号来たら大丈夫か笑笑 pic.twitter.com/4wWtYxgoTm
— いくちゃん推し & パワプロ & 駅伝垢 &野球 (@EKIDENMANIARUN) 2018年11月8日
この写真は去年の箱根駅伝での写真ですが、西山選手がアンパンマン号に追いかけられている様はいささかシュールでした。
また、ご兄弟ですが、西山選手からはその情報は出ませんでした。一時期駒澤大学の卒業生でもある西山雄介選手と兄弟なのでは?
という噂も出ましたが、雄介選手は三重県の伊賀白鳳高校出身で、和弥選手は群馬県の東京農大二高出身。
このこともありますし、血縁関係はないようですね。
不調の原因
さて、出雲駅伝と全日本駅伝での不調ぶりからどうしたのかと噂が立った西山選手ですが、練習などはきちんと積めているようで怪我ではないようです。
ただ、1年間レースや練習と出ずっぱりだったことによる疲労と、メンタル的な疲労があるのではないか?
このように噂されています。
特にメンタル的な面での不調はまことしやかにささやかれており、出雲駅伝後に発表された週刊文春の報道後から大きくそれが影響しているように感じられます。
ここまでお伝えしておいて大変申し訳ないのですが、詳細についてはご自身で調べていただきたいと思います。
本人も、周囲には大丈夫と取り繕っているのかもしれませんが……。レース後に見せていた虚ろな表情がとても気になります。
メンタルはレースにも影響を与えます。練習を休み精神的にも肉体的にも疲労を回復させることも必要なのかもしれません。
まとめ
いかがでしょうか?
最後は少し重たい話となってしまいましたが、これは西山選手が途轍もなく大きな可能性を秘めているからこそ、今回は書かせていただきました。
纏めますと…。
- きれいなランニングフォームで箱根駅伝1区区間賞!
- SNS等はやっておらず、血縁関係は不明!
- 駅伝シーズンに入って不調に。
こちらのようになりました。
意外と勢いだけでルーキーシーズンはどうにかなるということは往々にしてあるのは事実。かつて山梨学院大学にいた古田哲弘さんもそのような方でした。
本人も原因が良く分かっていないようですが、無理をせずに解決へと導かれれば良いなと、個人的には思っています。