毎年10月に行われる、箱根駅伝の予選会。
立川にある昭和記念公園にて、10校という枠を争い激しい戦いが繰り広げられます。
最近では、大学の宣伝活動にと、駅伝に強化を入れる大学も多く、年々選手たちのレベルが向上してきているのも特徴です。
が、今年から何と予選会のルールが一部変更になってしまったのです!
出場資格も大幅に変更され、より長距離が得意なチームが有利なように変更されています。
さあ、どうなるのか?出場条件も併せてご紹介!
ルール
94回大会までは、自衛隊立川基地から、立川市内を走り、昭和記念公園までの20kmを走りぬく大会でしたが、今大会からルールが変更されました。
何と、距離がハーフマラソン、つまり1.095km延長されたことになります。
こちらのハーフマラソンでの記録を合計タイムから、上位11校が出場することが出来ます。
1kmにしておおよそ3分で走ると言われる大学生トップランナーたち。もし、この1kmという差、3分という差がどれだけのものとなるのか。
エースが爆走して稼ぐのか、集団走でしっかり固まって、堅実にタイムを作り出すのか。
各大学によって違う、戦略をお楽しみいただけることでしょう!
そこにも注目しながら見ていきたいですね!
2020年大会の変更点!
追記します!
前回大会では記念大会であったため11校に出場枠が確保されていましたが、今大会から通常通りの10校に戻ります!
今大会では相当なふるい落としも予想できますね!
通過枠
今大会は95回大会で、参加校は22校と関東学生連合1チームによる23チーム。すでに11校は出場が決まっています。
しかし、96回大会ではそれらもなし。参加校は20校に戻り、学生連合チームを含めて21チームと決定しています。
すなわち、箱根駅伝の予選会を勝ち抜くことが出来るのは10校ということになりますね!
選手たちの合計タイムで成績が決められる、この予選会。
トラックシーズンを終え、日本インカレを終えた各大学が、どのような対策を取って来るのかも見ものですね!
特に大学によっては、トラックよりもロードが強いという大学もあり、いよいよそこでの差が出てくることとなりそうです!
関東インカレを終えたところで……2020年大会予想!
現時点終わったところで関東インカレでは、東洋大学・東海大学はそれぞれがチームとしての強さを見せつけました。
一方で、青山学院大学は未経験の選手たちの奮闘も目立ち、國學院大學も往路では前年3位に入るなど決して侮れません。
駒澤大学も1年生ランナーの田澤選手がインカレで大活躍。今後に期待が持てそうです!
現時点では予選会のエントリー校も決定はしていないのでまだ分かりませんが、シードを逃した学校は確実に勝負を仕掛けてくるでしょう!
中央大学・早稲田大学・日本体育大学・日本大学・東京国際大学・神奈川大学・明治大学・国士舘大学・大東文化大学・城西大学・山梨学院大学・上武大学。
この11校は既に参加をすることは確実と言えそうです。
こちらの予想は、さらに情報が出そろいましたらお伝えをしていきますね!
出場条件
箱根駅伝2019に出場が決まっていない、関東学生陸上競技連盟に所属している大学の、陸上部員であることが条件です。
また、これまでは、5000メートル走16分30秒以内、あるいは10000メートル走34分以内であれば出場可能でした。
こちらが10000メートル走の記録が34分以内に入っている選手という条件に変更されたのです。
また、こちらの予選会と、箱根駅伝出走経験が、4回未満であることも条件になります。こちらに変更はありませんでした。
こちらでいう出場は、箱根駅伝に選手としてエントリーされた時点で、出場とみなされますので、要注意です!
シード校一覧
今大会のシード校は下記の学校です。
1.東海大学
2.青山学院大学
3.東洋大学
4.駒澤大学
5.帝京大学
6.法政大学
7.國學院大學
8.順天堂大学
9.拓殖大学
10.中央学院大学
この10校が今大会すでに箱根駅伝への進出を決めています!
また、記念大会となる第95回箱根駅伝では、インカレ成績枠がありました。
しかし、関東学連からの発表があり、インカレ成績枠は廃止が決定しています。
日大が結果を残すことが出来なかったこと、こちらがすべてなのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょうか?
箱根駅伝予選会はたった1km距離が延びたことと、参加資格に変更があり、よりマラソンで世界と戦う大会へと変貌を遂げました!
まとめますと…。
- ハーフマラソンの距離になり、ラスト1kmのドラマが変わるかも!?
- 各大学の戦略に注目!
- ルールも変わり、レースも変わる!?
こちらに注目して見てくださいね!
予選会巧者が勝ち上がるか、実力あるチームが勝ち上がるか……。
今から楽しみですね!